近所でもよく見かけるのがデイサービスの送迎車!
定年退職後や60歳すぎてできる仕事はないかなって考えた時、送迎ドライバーの仕事はどんな仕事なのか?
気になっている方もいるのではないでしょうか?
高齢者の方の送り迎えするってことはわかるんだけどね!
今回はデイサービスの送迎の仕事内容についてご紹介します。
ぜひ参考にしてください!
デイサービスの送迎ドライバーの仕事内容は?
デイサービスの送迎ドライバーの仕事内容は下記になります。
・朝はご利用者様のご自宅へお迎え、夕方にご利用者様をご自宅へお送りする。
・乗車時のご利用者様の介助。
・送迎車両の車両点検や管理、清掃。
・送迎車両の給油。
その他にも、送迎ルートの作成や送迎車や施設内の清掃をお願いする施設もあります!
業務内容については施設によって異なるので、具体的にどのような業務内容か事前に確認することが必要ですね。
送迎ドライバーの必要な資格について
デイサービスの送迎ドライバーは、普通自動車第一種運転免許が必要!
バスなどを使用して送迎を行うデイサービスは、中型や大型自動車免許が必要です。
ただデイサービスはバスで送迎することは稀であると思ってもいいかもしれません。
また、ヘルパー2級などの資格を持っているのもお勧めです!
デイサービスでの送迎業務以外にも乗車時や自宅から送迎車、施設から送迎車までの移動際、ご利用者様の介護も必要となる場合もあります。
送迎業務は介護の資格がなくても働くことはできますが、ご利用者様も送迎ドライバーの方も安心して関わっていくには介護の資格があるのも大切ですね。
送迎業務中に高齢者の方の介護を行うことがあるのか?
ご利用者様の状態によって、歩行時に手引きで介助をすることや車椅子を操作する介助が必要な時もあります。
またご自宅内でベッドまでの移乗介護が必要なご利用者様もみえるので、手引き介助の方法や車椅子の操作方法などの介助方法を知っておくことも大切ですね。
ただ何も知らされない状態で送迎をお願いすることはないので、スタッフに教えてもらいましょう。
送迎車はどのような車を運転するのか?
デイサービスの送迎車は主に、軽自動車、ワンボックスカー、ハイエースクラスになります。
各車両は、車椅子が乗車できる福祉車両もあるので、正しい操作方法を教えてもらいましょう。
送迎ドライバーの勤務時間について
送迎ドライバーの勤務時間については、施設運営時間によって異なりますが大まかに2種類あります。
例えば
・8時30分〜17時30分の日勤業務。
・8時〜10時、16時〜18時の4時間勤務。
勤務時間が、日勤業務として募集しているデイサービスは送迎業務の他にもお仕事を依頼があります。
また施設によっては午前中のみや午後のみの送迎を募集していることもあるので、募集している勤務の時間帯によっては、空いた時間で働くことができるのがメリットですね。
送迎範囲は?どのようなルートで送迎するのか?
施設によって送迎範囲が異なりますが、デイサービスであれば主に片道10km圏内(30分以内)の範囲でご自宅と施設間を送迎します。
車種によりますが、軽自動車では1〜3名のご利用者様、ハイエースなどの車両については、3〜7名のご利用者様の送迎がメインです。
デイサービスにお越しになる1日のご利用者様の人数にもよりますが、1日の定員が50名以上のデイサービスは、2便制で送迎をすることもあります。
送迎ルートについては、基本的には同じ町内などご利用者様同士のご自宅が近い方を中心に送迎ルートを組んでいるのではないでしょうか。
デイサービスは毎日見えるご利用者様が決まっているため、送迎ルートも固定されてきます。
ただ、新規でご利用者様が増えた際やお休みになった際などで送迎ルートが変更になる時もあるので注意ですね!
送迎ドライバーの仕事でも色々な決まりがあるんだね!
デイサービスの送迎業務の注意点は?
デイサービスの送迎業務として注意する点についてご紹介します!
安全運転で安全安心の送迎をする
事故を起こさないよう、安全運転することは当たり前ですね。
しかし送り迎えする際、ご利用者様の自宅に伺う時間帯などスケジュールが決まっています。
交通状況の混雑などから、スケジュールが乱れてしまい、次のご利用者様の自宅へ間に合わず焦ってしまうことも!
特にヘルパーさんのお迎え送り出しでの配置やご家族様が仕事に出かける為、送迎時間を指定されるケースもあるので、出発時間は余裕持って管理することが大切ですね。
また、運転時は急発進や急ブレーキをしないよう安全に運転することも心がけましょう!
特に車椅子で乗車されているご利用者様は、後部座席で乗車している以上に車の揺れや動きを敏感に感じます。
そして送迎車は施設名が入っていることがあり、施設の看板として地域の方にみられているので、法定速度や車線変更、黄色信号での停車など安全に配慮した運転をしましょう!
ご自宅、デイサービスから送迎車までの乗降車時、ご利用者様の転倒に注意する
ご自身で歩けるご利用者様だからといって、距離感を空けて誘導すると目を離したタイミングで転んでしまう危険があります。
ご自宅から送迎車、送迎車から施設への移動する間は、必ずご利用者様の近くで見守りながら誘導することが大事です。
近くで見守りすることによって、ふらついたり転びそうになった時にフォローできる距離感がポイント!
どんなに自立していても転倒するリスクはいつもあるので注意してください。
福祉車両の使い方を覚える
送迎時に使用する福祉車両は、車椅子も乗車できます。
軽自動車やミニバンなら車椅子1台分、ハイエースは2台の車椅子が乗車可能です。
安全に車椅子で乗車していただくためにも、使い方を覚えましょう。
挨拶と身だしなみを忘れずに
送迎する際、ご利用者様やご家族様への挨拶ははっきり元気良く対応することと、服装などの身だしなみから清潔感がある姿も大切になります!
送迎ドライバーは施設の顔です。挨拶ができなかったり、暗い表情で対応したり、服装が乱れていたらご利用者様やご家族様から印象は良くないですよね。
送迎時は、運転免許証と携帯電話の所持をする
当たり前ではありますが、道路交通法では運転時は運転免許証を持っていることが義務付けられています。
また送迎中、ご利用者様の自宅に時間通りに間に合わないことなどトラブルが発生した際に携帯電話を使用することもあります。
送迎に出る前に、運転免許証と携帯電話を所持しているか確認しましょう。
前日のアルコールが残っていないか気をつける
運転をする仕事なので、前日のアルコールが残っていないか気をつけることが必要です。ドライバーとして最低限のルールですね。
アルコールの分解は体質などから個人差がありますが、一般的に体重60kgの人がビール500mlを飲酒した際、アルコールを分解するには3〜4時間が必要だと言われています。
勤務前日のアルコールの取り方も気をつけないといけませんが、睡眠時間もしっかりとりましょう。
基本的なことを守っていれば大丈夫だね!
デイサービスとは?
デイサービスとは日帰りの介護保険サービスです。朝、送迎車がお迎えに来て施設で1日過ごし、夕方には送迎車でお家に帰ってくるのが1日の流れになります。
デイサービスの目的としては、主に食事、入浴、運動や他者とのコミュニケーションです。
デイサービスのサービス内容については、ブログ内で紹介しているのでみてください!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
デイサービスの送迎ドライバーの仕事内容についてご紹介させていただきました!
高齢者の方の送迎業務だけではなく、車両点検や清掃など施設によりますがお願いされることもあります。
介護について勉強してみたい、人の役立つ仕事をしたいと思っている方はぜひ送迎ドライバーとして働いてみてはいかがでしょうか?
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