老老介護が増えている今どうする?支援体制や対応策について紹介!

老老介護が増えている今どうする?支援体制や対応策について紹介! 介護
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介護の仕事を20年以上してきている私。

今まで現場経験から管理者含め長年様々な役職や立場でお仕事してきています。

現在はどんな介護の仕事をしてきているかと言うと、ショートステイの生活相談員!

生活相談員は、ショートステイをご利用していただくご利用者様の受け入れに対して、ご家族様、ケアマネジャー様の相談内容を受け対応しています。

ショートステイに関する記事も書いていますので、ぜひこちらもみてください!

ショートステイでご利用者様を受け入れていく中で、何千人以上のご利用者様やご家族様とお会いしてきています。

今回は、多くのご利用者様とお会いする中で、増えてきている老老介護のご家族様について、支援体制や今後の対応についてご紹介します。

この記事でわかること!
  • 老老介護の支援体制は?
  • 老老介護の対応について

ぜひ参考にしてください。

老老介護がどのくらい増えているのか?

老老介護とはどのくらいの年齢の方のことを言うのでしょうか?

老老介護とは65歳以上の高齢者を65歳の高齢者が介護することです。

また内閣府からの資料では、要介護者等の方と同居している介護者の年齢は、

男性70.1%、女性69.9%が60歳以上です。

参考:健康・福祉 令和2年版高齢社会白書

老老介護で生活しているご家族様が多いことがよくわかりますね。

60歳以上の約7割が、要介護等の方と同居して介護をしています。

現在勤めているショートステイはご家族様の介護負担を軽減を目的とした介護保険サービスです。

なので、在宅介護でがんばっているご家族様がショートステイを利用していただくことによって、少しでも休める時間を作って介護を続けています。

生活相談員は、ショートステイをご利用する前にご利用者様の自宅に伺い、事前に生活状況の確認や施設の説明、契約を行っていますが、ふと疑問に思いました。

高齢者の夫婦で生活している環境が多いと。

最近伺ったご家庭は、80代のご夫婦で生活していました。妻はパーキンソン病で夫が日常の生活を支えています。

夫が契約中にポロッとこぼした言葉が忘れられません。

「80歳すぎると、自分の身体もしんどい。自分のことで精一杯。介護ができなくなっている」

他人事ではないと思いました。

今後何十年先、自分はどうなのだろう?健康なのか?介護が必要になっているのか?

介護の仕事をしながらも、自分の将来について重ねて考えることが多くなってきてます。

老老介護の支援体制は?

気になる老老介護の支援体制はどのような内容なのでしょうか?

まずは地域包括支援センターに相談することがおすすめです!

地域包括支援センターは介護のことだけではなく、日常の生活の悩みに対しての相談も対応してくれます。

介護保険サービスが必要となった際は、担当のケアマネジャーを決めたり、介護認定を受けます。

少しでも負担を軽減するためにも老老介護の支援体制を受けることは大切ですよね。

老老介護の対応について

老老介護が難しくなってきた際、特別養護老人ホームなど施設入所を考えているご家族様もいます。

施設へ入所することも対応の一つですが、まだ住み慣れた自宅で介護をしながら、負担を軽減したいと思っているご家族様もいるのではないでしょうか?

在宅で介護しながら、おすすめする介護保険サービスは下記になります。

・デイサービス

・ショートステイ

・訪問介護

・訪問看護

ご家族様の生活状況に合わせて、介護保険サービスを利用しないといけないですね。

ご家族様が倒れてしまってからで元も子もありません。

デイサービスや訪問介護は知られていますが、意外とご家族様の中でもショートステイを知らない方もみられています。

他の記事でもご紹介していますが、ショートステイはまさにご家族様の介護負担を軽減することを目的としたサービスです!

ショートステイは、特別養護老人ホームの併設や単独で運営しています。

今後、特別養護老人ホームで入所を検討されているご家族様は、特別養護老人ホームのショートステイを利用しながら、施設の生活を慣れてもらうことを目的として利用することもあります。

また施設生活に慣れてきた後に、ロングショートステイでそのまま空きがでたら施設入所する方も。

家庭環境に合わせて、介護保険サービスを利用することがおすすめですね。

夫婦だけで、家族だけでがんばろうと思わないことが1番です。

介護保険サービスだけではなく自費でも家事代行サービスもありますので、介護保険サービスはまだ早いと思っている方は、自費のサービスを利用してみてもいかがでしょうか?

まとめ

今回は老老介護が増えている今どうする?支援体制や対応策について紹介しました。

老老介護は、介護するだけでも大変の中、自身も年を重ね身体に不調がでることがあるので負担は大きいと思います。

1番は地域包括支援センターで相談し、少しでも負担が軽減できる方法を見つけることが大切ではないでしょうか?

自分はまだまだ必要ないと思っている介護保険サービスでも、今後のことを考えて少しずつ慣れていくためにも利用していきましょう!

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