要介護1と要介護2が総合事業でどうなる?保険外しがなぜ起きたのか

要介護1と要介護2が総合事業でどうなる?保険外しがなぜ起きたのか 介護
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ツイッターでもトレンドに入った『要介護1と要介護2の保険外し』、賛成多数と言うことですが実際に現場で介護保険サービスが必要な要介護1、2のご利用者様を見ての判断なのでしょうか?

今回は要介護1と要介護2が総合事業でどうなるのか?保険外しがなぜ起きたのか?についてご紹介致します。

この記事でわかること!
  • 要介護1と要介護2が総合事業でどうなる?
  • 保険外しがなぜ起きたのか?

ぜひご参考にしてください。

要介護1と要介護2が総合事業でどうなる?

今、要介護1と2の保険外しが話題になっています。

要介護1と2のご利用者様を訪問介護、通所介護を市町村が運営する総合事業へ変更する介護保険の見直しとのこと。

ポイントは総合事業に変更することです。

総合事業の特徴は、市町村がサービスの運営基準や報酬などを独自に決められる点があるため、全国一律のルールに基づく介護給付とは大きく異なります。

総合事業はサービスへの報酬が安く抑えられやすいのも一つです。要介護1と2のご利用者様を訪問介護、通所介護にも広げれば、ただでさえ経営的に苦しい事業者が致命的な打撃を受けるのではないでしょうか?

要介護1と2を総合事業に変更することにより、介護職の継続的な処遇改善を困難になる危険があります。また事業者は採算が取れないことによって、経営不振で撤退することもあります。そして要介護者の在宅生活を支えるサービスの担い手が地域からいなくなることも想定されます。

結果的には家族介護の負担増となり、介護離職など更なる問題につながるのではないでしょうか。

要介護1と2のご利用者様を総合事業としてまとめるのは疑問です。

要支援1と2のご利用者様と要介護1と2のご利用者様では介護を必要とする内容は違います。

要支援のご利用者様に対しては、日常生活の中で見守りや一部介助にて生活することができますが、要介護1と2のご利用者様については介助がないと生活が難しい方が多いのが現状です。

要介護1と要介護2の保険外しがなぜ起きたのか

要介護1と要介護2の保険外しがなぜ起きたのか?

負担が増えていく介護費の伸びを抑えることと、介護保険料など現役世代の負担を軽くすため。

高齢者が増えていく中で、介護保険の負担が増えていることは前々からわかっていることではないでしょうか?介護認定の判定が厳しくなっている市町村もあります。

ただ、本来必要なサービスを適切に受けれなくなることは改善できないのでしょうか?

国の制度として改善できる内容は他にもあると思います。介護が必要な高齢者の方や高齢者のために運営している事業所に対して、最善の対策なのでしょうか?

要介護1と2の保険外しに対して世間の声は?

今回の要介護1と2の保険外しに対して、世間の声はどうなのでしょうか?

世間の声についてまとめてみました。

介護の仕事で働いている方、在宅で介護をご家族様からみたら今回の話題については危機感しかないですよね。要介護1、要介護2のご利用者様の介護は軽くはありません。介護が必要であるから、要介護の認定があるのではないでしょうか?

まとめ

いかがでしたでしょうか?

要介護1と要介護2が総合事業でどうなる?保険外しがなぜ起きたのかについてご紹介致しました。

要介護1や要介護2のご利用者様も毎日介護が必要です。在宅生活の中でもご家族様は、身を削ってでも介護をして毎日を過ごしています。

介護の事業所も介護が必要なご利用者様のケアを行い運営しています。

介護保険料が増えていく中でも、介護に携わっている方への圧迫ではなく他の方法を考えていただきたい気持ちがあるのは、ご家族様、介護事業者の方の思いではないでしょうか?

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