介護施設での受け入れ拒否の基準は?ショートステイ編!

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ショートステイ(短期入所生活介護)は在宅の介護保険サービスの中では、高齢者の方よりご家族様の介護負担を軽減するためのサービスです!

ショートステイ(短期入所生活介護)の利用方法は、ご家族様によって様々ですが施設の受け入れ拒否の基準はあるのでしょうか?

ひろあき
ひろあき

受け入れの基準があるなら知りたいよね。

いざサービスを利用したいと思っていても受け入れ拒否をされてしまっては困りますよね。

今回は介護施設での受け入れ拒否の基準は?ショートステイ編についてご紹介致します!

この記事でわかること!
  • ショートステイ(短期入所生活介護)で受け入れ拒否の基準について
  • 介護施設で受け入れを拒否された時の対応について
  • ショートステイ(短期入所生活介護)利用中の注意点について

ぜひ参考にしてください!

他の記事でもショートステイ(短期入所生活介護)についてご紹介しています。

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介護施設での受け入れ拒否の基準は?ショートステイ編

ご両親や祖父母の介護をしているご家族様でも、「介護に疲れてしまった」「体調を崩して入院することになった」「急な用事で外出しなければいけなくなった」など、家での介護ができなくなった時があります。

そんな困った時に助かる介護保険サービスがショートステイ(短期入所生活介護)です!

ショートステイ(短期入所生活介護)は1泊2日からご利用できるサービスなので、ご家族様の必要な日数に合わせることができます。

ただ、いざショートステイ(短期入所生活介護)のサービスを利用しようと思っても、受け入れ拒否をされてしまっては困りますよね。

ショートステイ(短期入所生活介護)の施設によって基準は異なりますが主な基準は下記になります。

医療依存度の高いご利用者様

医療依存度の高いご利用者様とは、医療行為が必要な症状をもっていることです。

主な症状は下記になります。

・胃ろうや経鼻栄養の方

・夜間吸引が必要な方

・IVHの方

・インスリンの方

など

上記の病状をお持ちになっている高齢者の方は、24時間看護体制が整っていないショートステイ(短期入所生活介護)では受け入れが難しいです。

夜間帯介護職員のみで対応している施設もあります。医療行為はもちろんできない為、受け入れはできません。

また日中看護体制がとれていても、医療依存度の高いご利用者様の受け入れ制限がある施設もあります。施設によって基準が異なるため、確認が必要です。

ひろあき
ひろあき

確かに病院とは違うから、常に看護師さんがいるわけではないんだね。

集団生活が難しいご利用者様

ショートステイ(短期入所生活介護)は集団で生活している場所でもあります。

例えば、他のご利用者様や施設のスタッフに暴力行為をしてしまう、施設の設備を壊す行為があるご利用者様は施設として対応が難しくご利用ができません。

このような行為が出てしまうきっかけは、ショートステイ(短期入所生活介護)を利用していることに理解されなかったり、介護保険サービスがはじめてで環境が変わり不安になる高齢者の方が、お家に帰りたい気持ちが強くなった時に出る傾向があります。

特に認知症状がある方は、「なんでここにいるのか?」「自分は家で生活できるから、帰りたい」「家族が家で待っているから出してほしい」など、事前に説明して理解されていたとしてもいざ入所した際に、不安な気持ちが大きくなってしまう方もいらっしゃいます。

施設のスタッフが傾聴したり、声を掛けたりして落ち着くケースもありますが、中にはご自身の思いが強く納得されないこともあります。

ご家族様の事情によって、急にショートステイ(短期入所生活介護)を必要になることもありますが、事前にデイサービスなど介護保険サービスの集団生活を経験することも大切です。

ひろあき
ひろあき

介護施設は集団生活の場所だから、他の方に迷惑がかかってしまうと難しいんだね。

コロナやインフルエンザなどの感染症にかかっているご利用者様

ショートステイ(短期入所生活介護)は集団で生活している場所なので、他のご利用者様に感染するリスクがある場合、受け入れができません。

ご家族様がコロナやインフルエンザにかかってしまった場合でも、高齢者の方が濃厚接触の疑いがあった際、すぐに受け入れすることは難しいです。

またご利用中に熱発されたり、抗原検査を行なって陽性反応が出た際はショートステイ(短期入所生活介護)を継続してご利用することはできません。

施設では対応できないため、ご帰宅していただくケースもあるので注意してください。

ひろあき
ひろあき

感染症は、施設でクラスターが発生する危険もあるから厳重に注意しているよね。

介護施設で受け入れを拒否された時の対応について

ショートステイ(短期入所生活介護)のサービスをお願いしたいけど、受け入れができない場合どうしたらいいのでしょうか?

サービスを利用したいのに、上記等の理由で利用できないと困りますよね。

まずは、

担当のケアマネジャーに相談することです!

医療依存度が高くて受け入れが難しい、集団生活が難しい高齢者の方については、担当のケアマネジャー様と相談して、24時間看護体制が整っている施設など対応できる施設を探してもらうのが1番ではないでしょうか?

また集団生活が難しい場合は、主治医の先生に相談するのも一つです。

感染症にかかっていたり、濃厚接触者である高齢者の方は症状が安定して、主治医からサービス利用の承諾をもらうことが必要です。

ひろあき
ひろあき

担当のケアマネジャーさんに相談することが大事だね!

ショートステイ(短期入所生活介護)の利用中の注意点について

ショートステイ(短期入所生活介護)にご自身の家族をお願いできたから、安心と思っているご家族様もいらっしゃると思います。

ただご利用中、体調が悪くなったり急変した際はご家族様の対応が必要になるので注意してください!

施設に預けたからといって、何もなくお帰りの日に帰れることが1番ですが、ご利用中に体調が悪くなるなど急変する場合もあります。

もちろん事前に施設から急変時の対応について説明があると思いますが、何かあった際はご家族様が対応することもあるため、事前に緊急時の対応については考えておきましょう。

また体調が急変するだけではなく、ご利用中に転倒などの事故も起こる可能性もあります。施設のスタッフも常にマンツーマンで見守りをしている訳ではないので、転倒されるリスクもあります。

特に転倒のリスクとして多いのが、居室内での移動時の転倒です。転倒の他にもベッドからの転落や車椅子からの転落など事故の内容は様々です。

施設も転倒リスクがあるご利用者様に対しては、転倒が起きないよう対策を行なっていますが、それでも事故になってしまうケースもあります。

骨折など救急対応が必要な際は、ご家族様の対応が必要になるため、いざというときの体制を決めておく必要があります。

ひろあき
ひろあき

何かあった際に、いつでも動ける体制を整えておくと安心だね!

まとめ

今回は、介護施設での受け入れ拒否の基準は?ショートステイ編についてご紹介しました!

介護施設でも受け入れの基準は様々で、どんな方でも受け入れ可能ではありません。

ケアマネジャー様と相談して、ご利用される方の症状に合わせて受け入れ可能な施設を探すことが大切です。

またショートステイ(短期入所生活介護)をご利用する際、ご家族様も安心してサービスをご利用していただくためにも、事前に緊急時の対応についても決めていると安心ですね。

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