年齢を重ねることによって、生活して行く中で困ることがでてきますよね。
介護の仕事をしていて、直接ご利用者様と関わっているとわかることもあります。
普段介護と関わりのない生活をしていると、将来どのようなことで困るのか検討つかない方もいるのではないでしょうか?
今回は高齢者の困っていることランキング上位3つは何?不備に感じていることについてご紹介します!
ぜひ参考にしてください!
高齢者の困っていることランキング上位3つ
高齢者の方が困っていることの上位3つってなんでしょうか?
加齢によって身体も疲れやすく思うように動かなくなったり、忘れがちになってしまったりと生活に支障がでることもあります。
普段できていることができなくなってくることは辛いですよね。
ただ自分もですが、年を重ねると必ず経験する壁です。
高齢者の方が主に困っていることは以下になります。
階段の上り下りや外出すること
高齢になると身体機能が低下し、足腰が衰えてきます。
足腰が衰えてくることによって、階段の上り下りや外に出ることに抵抗を感じて動く機会が減ります。
自宅内でも、2階建てのお家や階段が必要なマンション、アパート、団地などにお住まいの方は階段の上り下りが必要になりますよね。
階段を上り下りするのに足が動かない、または転んでしまったらと不安になる方もいらっしゃいます。
特に階段は上ることよりも下りることに抵抗を感じる高齢者の方が多いです。
戸建の自宅であれば、階段を使用しないように1階で生活できるスペースを作ることがおすすめです!
介護認定を受けていれば、リフォーム費用に介護保険の補助金を使用することができます!
また階段が必要なマンション、アパート、団地でのお住まいで階段の上り下りが必要な際は、ご家族様に付き添っていただき一緒に階段の上り下りをするか、介護認定を受けていれば訪問介護を利用して一緒に外出する方法もあります。
不安に思った際は、一人で行動しないことがおすすめです。一人で行動して転倒してケガをしてしまったら大変ですよね。
料理をすること
毎日の生活の中で、食事は大事な時間ですよね。
ただ今まで料理ができていたけど、できなくなってきた。料理はできるけど、うっかり火をつけたままだったなど、心配な点はつきません。
料理をすることも負担は大きいですが、料理後の後片付けの負担も大きいですよね。
介護認定を受けていれば、訪問介護を利用して食事の準備もしてくれます!
宅配のお弁当もあるので、ご自身で料理をすることに対して不安や負担を感じた際は、サービスを利用することがおすすめです!
ゴミ出しすること
1週間の中で、決められた曜日に出しているゴミ出し!
今までは曜日通りに出させていたけど、ゴミ出しに困ることがあります。
ゴミを出す量もありますが、大量のゴミを置き場に持っていくことができなくなった。
また置き場まで、距離があって運ぶことができなくなった。
以上の理由などから、ゴミ出しができなくなり困っている高齢者の方も見られます。
近くにご家族様がいれば、定期的にお願いすることもできますが、ご家族様が遠方にお住まいだった場合、老老介護で夫婦生活されているご家庭にとっては悩みの一つです。
ゴミ出しができなくなり、家の中がゴミだらけになってしまったら衛生的にも良くないですよね。
ご自身でゴミを出すことが難しいのであれば、地域包括支援センターや担当ケアマネジャーがいればケアマネジャーに相談してみるのも一つです。
高齢者が不便に感じていることは?
高齢者の方が困っていることについてご紹介しましたが不便に感じていることは何でしょうか?
1番は健康や病気のことです。
困っていることの内容にも通じますが、健康であったり病気にならなければ普段の生活を自宅で過ごすことができます。
当たり前にできていたことをいつまでもできて、自分らしく生活を送るためには病気にならずに健康でいることが1番ですよね。
困ると不便の違いについて
困ると不便って言葉は違うけど内容は一緒ではないと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実際私もどう意味が違うの?と聞かれたらすぐに答えられないです。。
・困るは、『面倒なことなどが生じどうしたらいいのか悩むこと』
・不便は、『何かするのに都合の良くないこと』
困るは現状に対してどうしたらいいのか悩むことであって、不便は現状に対してできないことって解釈になるのではないでしょうか?
どちらにしても現状に対して課題があることには変わりないですね。
まとめ
今回は、高齢者の困っていることランキング上位3つは?不便に感じていることについてご紹介しました。
年を重ねてできなくなってくることが増えるのは、誰でも一緒ではありますが、できればいつまでも自分らしく今まで通りの生活を送りたいと全員が思っています。
ただ、無理に自分で何とかしようとするのではなく介護保険サービスや実費でのサービスもあるので、周りの方の力を貸してもらいながら自分のできることは行っていくことが大切です。
今までできたからと言って、自分で無理をすることによって転んでしまったりケガをしてしまったら余計にできなくなってしまいます。
またこれから高齢を迎える方は、今後必要なサービスを把握しておくことも大切ではないでしょうか?
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