短期入所生活介護(ショートステイ)の特徴は?介護保険での利用条件とは

短期入所生活介護(ショートステイ)の特徴は?介護保険での利用条件とは 介護
スポンサーリンク

介護保険サービスの中でも、特別養護老人ホームや老人保健施設、デイサービスなどのサービスをよく耳にします。

短期入所生活介護(ショートステイ)とはどのようなサービスなのでしょうか?サービスの特徴と介護保険での利用条件についてご紹介していきます。

この記事でわかること!

・短期入所生活介護(ショートステイ)の特徴について

・短期入所生活介護(ショートステイ)の利用条件について

ぜひ参考にしてください!

短期入所生活介護(ショートステイ)の特徴は?

介護サービスは色々な種類がありすぎて、どのサービスを利用していいのか?わからないですよね。

それでは短期入所生活介護(ショートステイ)とは、どのような特徴があるのでしょうか?

短期入所生活介護(ショートステイ)とは、介護認定を受けた要支援1〜要介護5の方が1泊2日からお泊まりできるサービスです!

短期入所生活介護(ショートステイ)のご利用されるケースは主に以下になります。

  • ご家族様の介護負担の軽減のため
  • 冠婚葬祭で外出、外泊で家を空ける時
  • 退院後、在宅へ戻る前のワンクッションとして
  • ご家族様が入院してしまい、介護できる人がいない
  • 家での介護が難しく施設入所を申し込んだが決まらない

など、ご利用されるケースは様々ではありますが1番はご家族様の介護負担を軽減するためです。

短期入所生活介護(ショートステイ)の介護保険での利用条件とは?

短期入所生活介護(ショートステイ)を早速利用してみようと思っている方もいるのではないでしょうか?65歳以上だから誰でもサービスを受けれるわけではありません。

まずは介護認定を受けることが大切です!

短期入所生活介護(ショートステイ)の具体的な利用条件は以下になります。

要支援1〜2、要介護1〜5までの介護認定を受けている65歳以上の方 
40歳以上65歳未満で特定疾病で要介護認定を受けた方            
ご家族様の中でも、急遽身内で冠婚葬祭が入ってショートステイをお願いしようと思ったら介護認定を受けていなかった為、利用できなかったケースもありました。
いざ介護サービスを利用するためにも介護認定を受けることはおすすめします!
 

いざと言う時のためにも認定を受けるのは大切ね!

 

短期入所生活介護(ショートステイ)のサービス内容は?

短期入所生活介護(ショートステイ)のサービス内容はどのようなサービスなのでしょうか?

基本的には日常生活のお手伝いをさせていただいています。具体的なサービス内容については以下になります!

  • 食事の準備や提供
  • 入浴介助
  • お手洗い介助
  • 日常の健康観察、お薬の管理
  • 夜間帯の見守り

食事の準備や提供

ご利用者様にあったお食事の準備や提供をさせていただいています。

食事形態や嚥下状態など事前にヒヤリングをした上で、ご利用者様が美味しく食事を摂っていただくようサービスを提供しています。

またご自身で食事を摂取できない際は、介護職員が食事介助をさせていただきますのでご安心ください!

入浴介助

ご利用者様が安心して清潔保持していただけるよう入浴介助を行っています。

施設によりますが、一般浴の他機械浴の設備を整えている施設もありますので、ご利用者様の身体状況に合わせて入浴していただいています。

ショートステイの入浴につきましては、3日に1回の入浴のご提供になっています。

お手洗い介助

ご自身でお手洗いに行かれるご利用者様なら問題ありませんが、なかなかご自身で行かれるタイミングがわからなくなったり、お手洗いの管理ができないご利用者様も見えます。

お手洗い介助につきましても、介護スタッフが定期的に誘導したり、お手洗い介助をさせていただいていますので安心してください。

特に夜間帯にお手洗いに行かれ、不眠だとお話しされるご家族様も見えると思います。

事前のアセスメントで夜間のお手洗い状況を確認しますので、状況に合わせて夜勤スタッフが対応します。

日常の健康観察、お薬の管理

ショートステイでは日常の健康管理のため、バイタル測定を行っています。

バイタル測定は、体温・血圧・脈拍・酸素濃度を測定しご利用者様の体調管理を行っていますので、変化があればご家族様にご報告しています。

またバイタル測定だけではなく、日常生活の状況、夜間の状況などの体調面の管理も行っています。

日々内服しているお薬も、ご自宅の状況に合わせ施設で管理して内服していただいています。独居生活をされてお薬が管理できていないご利用者様でも、ショートステイではお薬の管理と提供をさせていただいています。

内服薬だけではなく、点眼薬や塗布薬についても施設で管理させていただいています。

夜間帯の見守り

ショートステイは日中の様子だけではなく、夜間帯も夜勤スタッフが定期的に見守りを行っています。

夜間帯転倒リスクがあるご利用者様に対しては、センサーマットなどで夜間帯をできるだけ管理できるようにしている施設もあります。

ただ、センサーを設置したからといって100%転倒を防げるわけではありません。できる範囲で見守りの対応をしているのでご了承いただけたらと思います。

短期入所生活介護(ショートステイ)とデイサービスの違いは?

デイサービスをご利用していただいているご利用者様やご家族様は、デイサービスの様に時間帯にプログラムがあり日中活動しているイメージをもっていることがあります。

見学時や契約時にショートステイでの1日の流れをお伝えする中でも、「何もないのですか?」「デイサービスみたいにプログラムないのですか?」「毎日リハビリはないのですか?」とデイサービスと短期入所生活介護(ショートステイ)のサービス内容を一緒に思っていらっしゃる方も少なくはないです。

短期入所生活介護(ショートステイ)はご家族様の介護負担軽減を目的としているため、ご利用者様が安心安全に過ごしていただけることが1番であるため、基本プログラムは充実していないと思っていただけたら思います。

ただ施設によって、レクリエーションや個別での機能訓練を提供している施設もあります!

短期入所生活介護(ショートステイ)をご利用される前に、施設の特徴を確認することも大切ですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

短期入所生活介護(ショートステイ)の特徴や利用条件についてご紹介しました。

お泊まりのサービスはご利用者様にも抵抗を感じるため、気持ちよく利用してみようと思っていただける方は少ないのではないかと思います。

毎日色んな方がみえたり、帰られるため、デイサービスと比べて顔馴染みを作ることが難しいこともあります。

ただ、ショートステイでも定期的にご利用されている方もいらっしゃるため、自然とご利用者様同士仲良くなります。スタッフとも顔馴染みになり溶け込んでいきます。

なので、急遽何かあった時にショートステイを利用するのではなく、少しずつ慣れていくことが大切かもしれませんね。

介護
スポンサーリンク
ひろあきの介護と日常ブログ

コメント