短期入所生活介護(ショートステイ)は何をするの?1日の過ごし方について

短期入所生活介護(ショートステイ)は何をするの?1日の過ごし方について 介護
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短期入所生活介護(ショートステイ)は、ご家族様の介護負担を軽減するためなどの理由でご利用していただいています。でも実際、ショートステイをお願いしたいけど1日どのような過ごし方をしているのか気になりますよね?

新型コロナウィルスの対策として、ご家族様が施設内に入ることができない介護施設が多いと思います。なので、短期入所生活介護(ショートステイ)での生活の様子もわからないのが現状です。

今回は、短期入所生活介護(ショートステイ)は何をするのか?1日の過ごし方についてご紹介します。

この記事でわかること!

・短期入所生活介護(ショートステイ)は何をしているのか?

・短期入所生活介護(ショートステイ)の1日の過ごし方について

ぜひご参考にしてください!

短期入所生活介護(ショートステイ)は何をするの?

そもそも短期入所生活介護(ショートステイ)は何をするのでしょうか?お泊まりすることはわかっていてもどんなサービスなのか?何をしているのかわからないですよね。

基本的には在宅での生活の延長線上として、日常生活のお手伝いをさせていただいています。

ご自宅での生活に合わせて、施設も同じように過ごしていただいています。

ただ施設では、タイムスケジュールが決まっているため、規則正しい生活を送ることができたとご家族様から喜んでいただけています。

食事の準備や提供

ご利用者様にあったお食事の準備や提供をさせていただいています。

食事形態や嚥下状態など事前にヒヤリングをした上で、ご利用者様が美味しく食事を摂っていただくようサービスを提供しています。

また食事中に誤嚥がないか見守りを行なったり、ご自身で食事を摂取できない際は、食事介助をさせていただきますのでご安心ください!

入浴介助

ご利用者様が安心して清潔保持していただけるよう入浴介助を行っています。

施設によりますが、一般浴の他機械浴の設備を整えている施設もありますので、ご利用者様の身体状況に合わせて入浴していただいています。

ショートステイの入浴につきましては、3日に1回の入浴のご提供になっていますので毎日ではありません。入浴する時間帯も日中にご案内する施設が多いではないでしょうか。

入浴介助では衣類の着脱の介助や洗髪、洗身のお手伝いもさせていただきながら、皮膚状態に変わりがないか観察もしています。

お手洗い介助

ご自身でお手洗いに行かれるご利用者様なら問題ありませんが、なかなかご自身で行かれるタイミングがわからなくなったり、お手洗いの管理ができないご利用者様も見えます。

お手洗い介助につきましても、介護スタッフが定期的に誘導したり、お手洗い介助をさせていただいていますので安心してください。

特に夜間帯にお手洗いに行かれ、不眠だとお話しされるご家族様も見えると思います。

事前のアセスメントで夜間のお手洗い状況を確認しますので、状況に合わせて夜勤スタッフが対応します。

日常の健康観察、お薬の管理

ショートステイでは日常の健康管理のため、バイタル測定を行っています。

バイタル測定は、体温・血圧・脈拍・酸素濃度を測定しご利用者様の体調管理を行っていますので、変化があればご家族様にご報告しています。

またバイタル測定だけではなく、日常生活の状況、夜間の状況などの体調面の管理も行っています。

日々内服しているお薬も、ご自宅の状況に合わせ施設で管理して内服していただいています。独居生活をされてお薬が管理できていないご利用者様でも、ショートステイではお薬の管理と提供をさせていただいています。

内服薬だけではなく、点眼薬や塗布薬についても施設で管理させていただいていますのでおまかせください。

夜間帯の見守り

ショートステイは日中の様子だけではなく、夜間帯も夜勤スタッフが定期的に見守りを行っています。

夜間帯転倒リスクがあるご利用者様に対しては、センサーマットなどで夜間帯をできるだけ管理できるようにしている施設もあります。

ただ、センサーを設置したからといって100%転倒を防げるわけではありません。できる範囲で見守りの対応をしているのでご了承いただけたらと思います。

その他のサービス内容

上記のサービス内容の他にも、レクリエーションや機能訓練を行なっている施設もあります。

短期入所生活介護(ショートステイ)は、「預かるだけで何もしてくれない」「下肢筋力が落ちて帰ってくる」など評価されることもありますが、少しでも身体機能を落とさないようにアクティビティを取り入れている施設もあるので事前に確認することが必要です。

また短期入所生活介護(ショートステイ)ご利用中に、実費負担にはなりますが訪問理美容と連携している施設もあります。なかなかヘアーカットに連れて行くことができないと悩んでいるご家族様には嬉しいサービスですね。

短期入所生活介護(ショートステイ)の1日の過ごし方は?

実際に短期入所生活介護(ショートステイ)の1日はどのように過ごしているのでしょうか?

施設によって1日のスケジュールが異なることがありますので、参考程度に見ていただけたらと思います。

7:00〜9:00

起床介助、整容、朝食、内服、口腔ケア、バイタル測定など

9:00〜12:00

余暇の時間(フロアーでご利用者様との交流、水分補給、入浴日であれば入浴など)

12:00〜15:00

 昼食、内服、口腔ケア、余暇の時間(ご利用者様との交流、入浴日であれば入浴など)

15:00〜18:00

 おやつ、水分補給、余暇の時間(ご利用者様との交流、入浴日であれば入浴など)

18:00〜20:00

 夕食、内服、口腔ケア、就寝介助など

20:00以降

眠前薬内服、就寝介助など ※就寝後は夜勤スタッフが巡回やナースコール対応

以上が大きく1日の流れになります。

上記のタイムスケジュールの中で、レクリエーションや機能訓練などのアクティビティを行なっている施設もあります。

同じ短期入所生活介護(ショートステイ)のサービスでも各施設ごとに特徴がありますので事前に確認することがおすすめです!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

短期入所生活介護(ショートステイ)は何をするのか?1日の過ごし方についてご紹介致しました。

在宅の延長線上として、家での過ごし方と同じように過ごしていただいています。ただ、ご家族様からのご要望として多いのは、なるべく身体を動かしてほしい!できる限り、他者との交流を持って過ごしてほしい!などお聞きすることがあります。

ご家族様、ご利用者様のご要望に沿ってできる限りのサービス提供をさせていただいていますが、施設の特徴や方針もあるため、1番はご希望に沿った対応ができるのか?ケアマネジャー様や施設に事前に確認することが良いと思います。

いざ予約がとれて契約となり、施設の説明を聞いている際、想像と違ったと思わないことが大切です。

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