どのご家庭でも両親または祖父母の介護が必要かな?って思うタイミングがあると思います。
まだまだ先のことだと思っている方が多いかもしれませんが、急にタイミングが訪れるのが介護です。
介護と言う言葉はわかっていても、そもそも介護認定だったり、要介護、要支援って何?って分かりませんよね。
今回は要支援とはどの程度なのか?地域包括支援センターの役割についてご紹介します!
ぜひ参考にしてください!
要支援とはどの程度なの?
要支援とはどの程度なのでしょうか?両親や祖父母と一緒に時間を過ごす中で、普段できていたことができなくなったり、少し忘れっぽくなってきたかな?といつもと違うなと思ったとき介護という言葉が過ぎりますよね。
ただ介護認定と言っても要支援1〜2、要介護1〜5と7段階あります。介護度が1番軽いのは要支援1になりますが要支援1や要支援2の程度についてご紹介します!
要支援1は、日常生活は基本的にご自身でできるが立ち上がりや歩行時に見守りや支えが必要。
要支援2は、立ち上がりや歩行に対して支えが必要。お手洗いや入浴も見守りや一部介助が必要。
上記の程度については、高齢者の方によって程度は異なるため参考として見ていただけたらと思います。
ただ日常生活を過ごす中で、ご自身でできていても見守りや一部介助が必要と思ったら要支援の認定になるのではないでしょうか?
地域包括支援センターの役割について
介護認定が必要かな?って思ってもどこに相談したらいいのかわからない方もいらっしゃいますよね。
介護のことで困っているのなら、お近くの地域包括支援センターへ相談することがおすすめです!
地域包括支援センターは保健師や社会福祉士などの専門員が、地域の総合相談窓口として健康面や介護など様々な相談の対応をしています。
介護認定や介護サービスをどうやって受けていいのか?現在悩んでいることはもちろんですが、今後の介護が必要になった時のことを考えて相談したいことがありましたら、ぜひ訪ねてみてください。
認定の流れは?
要介護認定を受けたくてもどうやって認定を受ければいいのでしょうか?
要介護認定についてご紹介します。
要介護認定を受けるためには
お住まいの市区町村の窓口で申請が必要になります。
市区町村の窓口とは、役所や地域包括支援センターにて申請することが可能です!
介護認定の流れにつきましては以下になります。
①認定調査の実施
②主治医の意見書
③コンピューターによる1次判定
④審査員による2次判定
①〜④の流れから、介護の認定が決まります!
では実際にどのような調査を行うのでしょうか?調査内容について説明します。
①認定調査の実施
認定調査の実施につきましては、直接ご本人様と市町村の職員または委託されたケアマネジャーがご自宅を訪問し調査を実施します。
ご本人様の心身の状態や、日常の生活の様子、ご家族様などの環境について聞き取りを行います。
日常生活の様子をお聞きするだけなので、事前に身構える必要はないので安心してください!
②主治医の意見書
主治医の意見書が必要になるため、かかりつけの先生にお願いすることが必要です。
また特に病院に通ってなく、主治医がいない場合は市区町村または地域包括支援センターにご相談してください。紹介された主治医の診断を受け意見書を書いていただくことができます。
③コンピューターによる1次審査
ご本人様の訪問調査結果と主治医の意見書の一部の項目をコンピュータ入力を行い、一次判定を行います。
④審査員による2次判定
③の1次審査や主治医の意見を基に審査員が判定を行います。
審査員とは、保険・医療・福祉の専門員が審査をします。
⑤結果通知
①〜④の流れから、介護認定が決まります。
地域によって異なりますが、大体認定調査は1ヶ月ほどで介護認定が決まります。
介護認定は誰が申請することができるのか?
介護認定は誰が申請することができるのでしょうか?1番は本人が申請することはわかりますが、本人で申請することが難しい場合、ご家族様が申請することができるのでしょうか?また理由でご本人やご家族様で申請できない場合は申請はどのようにしたらいいのでしょうか?
基本的には申請は
ご本人またはご家族様が行います。
ただご本人様だけでは申請が難しい上、ご家族様が遠方にお住まいで手続きができない際は、地域包括支援センターまたは居宅介護支援事業者に申請を代行してもらうこともできます!
まとめ
いかがでしたでしょうか?要支援とはどの程度なの?地域包括支援センターの役割についてご紹介させていただきました!
両親や祖父母の変化を感じてはいるけど相談せずに、なんとかご自身で対応しているご家族様もいらっしゃいます。または相談先がわからずに悩んでいるご家族様も見えます。
介護のことで心配になったり悩んでいることがあれば、まずは地域包括支援センターに足を運んで相談してみてください。
話すだけでも気持ちが軽くなることもありますので、1番はご自身だけで解決しようと思わないことが大切です。
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